前世ヒーリング体験談(3)

気功による後退催眠の体験談です。

大阪市、会社員:

主人と時々ささいなことで言い争うことがあるのですが、今回はそれに関係する前世を見せていただくことにしました。先生によると3代前の前世が関係があるそうなので、3代前の前世での関係をみせていただくことにしました。誘導にそって階段をおりて扉を開けると、正座をしている短めの着物を着た日本の16−17才の女性(私)がいました。他には50才くらいの男性(現在の主人の母)、25〜30才くらいの男性(現在の主人)がいました。

当時私はその家のお手伝いさんとして働いていました。ある日、その若い男性にレイプされ、男の子(現在の兄)が一人生まれました。後には、その男性と結婚するのですが、主人の親からは口やかましく、身分の良い家から嫁をもらいたかったなど、毎日のように言われていました。それに対して主人は何も言わず、私の事を気の効かない嫁だ、食事の支度もさっさとして欲しいなどいつも言われ、不幸な毎日でした。

月日は流れ、主人の父も他界する時が来て、私も肩の荷が少し軽くなり、その後主人も他界し、子供も成長し、結婚しました(現在の妹と)。他界する前の私の気持ちは「やっと終わった」とほっとしました。

私の死後、肉体から上に上がっていって、ガイドさんに、その前世での私の学ぶべきことを尋ねました。主人とか親に仕えることは大事で、代々子孫を守り家をつぐことを学ぶことでした。今私と主人がこれからうまくいくためには、年に数回は主人の家に顔を出すこと。主人の不満は、主人の父親の死後、私が年に1度しか主人の親のところにいかないことが原因だと先生に言われました。主人の母親になかなか会いたくないのも、前世の関係から来ていることもわかりました。主人は言わなくてもそれぐらいわかって欲しいとか、私に親のように接してほしいと思っているのもわかりました。先生からは、何々して欲しいと思っているのと何々して欲しいということはかなり違うと言われ、これからは主人と話すようにしようと思いました。 2006年4月8日

大阪市、会社員:

先生の誘導にそって一呼吸ごとに目、頭、首から足へと力が抜けていき、全身が心地よくなり気持ちもリラックスしていきました。前世ヒーリングを通して知りたかったことは、「今世 私が生まれてきた目的」です。

私には何も誇れるものはありませんし、今まで生きてきて一つのことに一生懸命になったこともなければ、”楽しかった”という思い出もないような気がします。少なくとも働きだしてからというもの、常に疲れていて気力もなく「あんたは何をしても長続きしないし、熱しやすく冷めやすい性格!」と、親に言われ、先々の不安や焦りから”自分には人と違う何かすばらしいものがあるのではないだろうか”と習い事をするが、お金の無駄使いばかりで結果挫折という、悶々とした気持ちを解消できないまま生きてきました。

私の”生まれてきた目的”を聞きにハイヤセルフに会う為に、いくつもの扉を開け、いくつもの真っ黒な空間に入り、上昇を繰り返していきましたが、私の呼びかけに応えてくれることはなくハイヤーセルフに会うことはできませんでした。いきなりハイヤーセルフに会うことは出来ないのだろうと先生の判断により、一代前の前世を見に行くことにしました。

私が想像する緑溢れ花は咲き乱れた心地よい空間に、下に続く20段の階段があります。先生の誘導で一段、また一段、ゆっくりと階段を降りていき、残り10段を切った頃、周りの空気は暗く、歩を進める自分の足はガリガリに痩せ細っているのに気がつきました。20段の階段を下りきったとき目の前には鉄でできた大きくて黒い扉があり、その扉を開けようとするが重たくなかなか開きませんでした。やっと体が入れるくらいの隙間ができたかと思うと目の前にはもう一枚同じような扉があり、そこはすんなりと通過できました。

そこで見た自分の姿は、ガリガリの体にボロボロの服をまとい、肌は朝黒く生気もなく、放心状態で薄暗い部屋の隅に立っている12歳ぐらいの少女でした。そこで何をしているのか?という先生の問いに、私は母を待っているのとの返答でした。どういった状況で自分がそこに居るのかわらず、今居ている場所を観察してみると、人の気配はなく廃墟化した煉瓦造りのお城の中に居ることがわかりました。

私が生まれたときまで時間を遡ると、赤ん坊の私は頭からすっぽりと布を被った母に抱かれています。周りを見渡すと貧困で喘いでいる村に大人の気配はなく、浅黒い肌の12、13才以下の男の子達しかいませんでした。「もっと周りをみて知っている人がいないか?居たらその人は誰なのか目を見てください」との先生の問いかけに、部屋の隅にうずくまっている目の大きな6〜7才の男の子がいました。その子と私は兄弟だったのか?他人なのか?関係はわからなかったのですが、その男の子は今の私の妹です。と、そう思ったのは妹も目がクリクリ大きいので間違いないです。

時間を進め、なぜ大人がこの村に居ないのか見ると、2人の山賊が村々を襲い、大人の男を切り殺し、大人の女は連れて帰りこき使い強姦し、使い物にならなければ食べ物も与えず城の薄暗い牢屋に閉じ込め、女性たちは死を待つだけという状況でした。2人の山賊の内、1人は今の父親です。なぜそんなことをしているのかを見ると、自分の言う事に従わないことに腹が立つ、意に添わないことが無性に腹が立ち、力で弱い者をねじ伏せようとしている。私の父親もそうです。気に入らなければ自分の気持ちが治まるまで暴力を振るっていました。それから時間を自分が死ぬところまで進み肉体から魂が離れて上へ上へと昇って行くと、ある一定のところで上昇できなくなり、後は暗闇の空間にさまようばかりでした。

魂を客観的に見ると、光輝いている中に卵の殻に魂が覆われているように感じられ、魂が眠っている?昏睡状態?と思わせるぐらいエネルギー反応がありませんでした。そこで先生から魂にエネルギーを送ってごらんと言われ、手を変え品を変え格闘するが全くの無反応....シェルターみたいな殻を破れず、中からのエネルギーを感じることができないまま今世生まれ変わる時まで時間を進めていくと、私の魂は地球を見下ろし、『生まれ変わろう!』生まれ変わるのはどこの誰がよいかを選んでいるところでした。

私の魂に、生まれ変わる目的は?の先生の問いかけに、”元気になりたい!”今世、元気になる方法をガイドに尋ねると『自分で考えなさい』と叱咤されました。この前世ヒーリングを受けている時間、妹もそばにいましたのでガイドから妹へのアドバイスは『がんばれ!とにかく頑張れ!今、辛い事はわかっている。これが良いとか悪いとか判断する前に、あたえられた今を頑張れ!』という、ガイドからの力強いエールでした。

私の時とはえらい違うな〜と思いました。

ヒーリング中、気持ちの高ぶりで感情がこみ上げて涙が止まらなくなり気持ちが悪くなったりしましたが、前世ヒーリングを終え、一代前の私は生まれてきたのにもかかわらず生きる方法がわからずに終わってしまい、今世は冒頭に書いていることもそうですけど、自分の中で”生きている”と実感したことは無かったように思います。人間として元気に楽しく、そして人間として生きる喜び、生きる意味を探しに生まれ変わったのだと思います。

現実に戻る前にガイドに『今世、生きる喜びを知り得なければ次につながらない』と言われました。眠っている場合ではないですね。何歳まで生きるかわかりませんが、眠っている魂を呼び覚まし元気に楽しく歩んでいくようにしていきます。

今世生まれ変わった目的は”元気になりたい!”

先生のセミナーを受講する前に提出する書類には”元気になりたい!”と、記入しています。これは偶然だったのでしょうか?偶然はないと聞きますが、偶然でなければ”魂の真の気持ち”ですね。ガイドに叱咤されましたが、自分に負けずにがんばります!平成18年8月20日

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